Japanese Film Festival
営業時間:
10:00-18:00 10:00-18:00
24 февраля 2022 г.

日本舞踊オンライン配信  山村流

日本舞踊上方舞山村流のご好意により、山村流You tube公式アカウントより、20本のビデオにロシア語字幕を付けて、

当センターYou tube公式アカウントにて配信いたします。

 

 ※ビデオ鑑賞後のアンケートにご協力をお願いします。

 

上方唄『浄瑠璃くずし』という第7回目の動画をこちらのリンクにてご覧ください。

 

従来に記載された動画を以下のリンクにてご覧ください。

1.「松づくし」

2.「黒髪」

3.「八千代獅子」

4.「渡辺綱ちゃん」

5.「綱は上意」

6.「どんでん」、「ちょうさ

 

山村流

 

 

日本舞踊・上方舞の流派。

江戸時代の大阪の歌舞伎振付師で、三代目中村歌右衛門の振付をしたことなどで知られる山村友五郎が1806年に大阪で創流。上方舞の中でも最も古い流派として知られる。

流祖は名振付師として、現在までその振りが歌舞伎や文楽に多く残る優れた劇場舞台作品を生むと同時に、交流の場である酒宴席の座敷で、埃をたてぬ様、一畳の空間でも舞えるようにと配慮された座敷舞としての山村の舞の基礎を確立した。

主に座敷で舞われてきたものを「座敷舞」と呼び、土地ごとに歌われた当時の流行り唄「地歌」に振りをつけられたことで「地歌舞」とも呼ばれている。

山村流の舞は、行儀の良い舞として商家の子女の行儀見習いの心得とされ、谷崎潤一郎の「細雪」でも主人公妙子が地歌の「雪」を舞う姿が描かれている。

六世宗家 山村友五郎三世は、流祖よりの歌舞伎舞踊と、京阪神で発展した座敷舞(地歌舞)という二つの流れを大切に、古典の維持・伝承に努め、歌舞伎・文楽・宝塚歌劇等の振付も数多く手がけている。

 

 

 

 

三代目 山村友五郎プロフィール 

 

 撮影:篠山紀信

文化・文政に三代目中村歌右衛門の振付師として歌右衛門と共に今日の上方歌舞伎の礎を創ったとされる「山村友五郎」を流祖とする上方舞・山村流の六代目宗家家元。

友五郎が始めて歌舞伎の番付に振付としてその名を載せた文化三年より二百年の平成十八年、『山村流創流二百年舞扇会』を開催。

平成二十六年七月十日、約百二十年ぶりに友五郎の名跡を復活し三代目・山村友五郎を襲名。

平成二十六年九月二十六日より二十八日まで三日間に亘り襲名披露舞扇会を開催する。その成果により日本芸術院賞を受賞。

本名 山村 武 昭和三十九年四月 大阪に生まれる

祖母・四世宗家・若や母・糸のもと幼少より修業する

早逝した母に 五世宗家を追贈し平成四年一月 六世宗家 山村若を襲名する。女性らしい舞と評され今日では、山村の主流とされている座敷舞(地唄舞)と初世より伝えられる言わば源流である上方歌舞伎舞踊の

二つの流れを大切にと、伝統の維持継承に力を注いでいる

 

文楽 宝塚歌劇 歌舞伎の振付・舞踊指導・門下育成に従事する。

国立文楽劇場養成科講師・宝塚歌劇団日本舞踊講師

大阪芸術大学舞台芸術学科客員教授

 

 平成三年   大阪文化祭奨励賞受賞

 平成十三年  文化庁芸術祭新人賞受賞

 平成十五年  舞踊批評家協会新人賞受賞

 平成十八年  芸術選奨 文部科学大臣新人賞受賞

 平成十九年  文化庁芸術祭優秀賞受賞

 平成二十年  日本舞踊協会 花柳壽應賞新人賞受賞

 平成二十一年 大阪文化祭優秀賞受賞

 平成二十二年 芸術選奨 文部科学大臣賞受賞

       ベストファーザー賞受賞

 平成二十六年 大阪文化祭最優秀賞受賞

       日本伝統文化振興財団賞受賞 

       日本芸術院賞受賞  

 令和二年   紫綬褒章受章 大阪市民表彰受章

 

E-mail:
© 2012 – 2024 国際交流基金モスクワ日本文化センター